かゆかわ あい Ai Kayukawa
東京藝術大学音楽学部器楽科卒業、同大学大学院修士課程修了。文化庁新進芸術家海外研修生、及びポーランド政府給費留学生として渡欧。ワルシャワ・ショパン音楽大学研究科を満場一致の賛辞を得て修了。
第14回日本モーツァルト音楽コンクール第1位受賞。第4回エウテルぺ国際ピアノコンクール第1位受賞(イタリア)。第10回モーツァルト国際コンクールにて、特別賞にあたるベーレンライター・ウアテクスト賞受賞(ザルツブルク)。第8回J.S.バッハ国際ピアノコンクールにて、第4位(1位該当なし)受賞(ヴュルツブルク)。
在学中よりワルシャワを始めヨーロッパ各地で演奏活動を行い、「Najdłuższe Urodziny Fryderyk Chopin200lat」演奏会のオープニングに、唯一の日本人として出演しBBCを始め世界中のメディアで放送される。NHKカルチャー主催文化交流祭においてワルシャワとパリで行われたショパン生誕200年記念演奏会出演。ワルシャワ・コルデガルダショパンより招聘されオールショパンプログラムによる2度のリサイタル、イタリア・コラートでのソロリサイタル、共に好評を博す。帰国後、NHK-FM名曲リサイタルに出演。
2015年王子ホールのリサイタルでは「―― 本物の味わいとオリジナリティに富んだ表現、リズムの切れ味と力強さに脱帽――」(音楽誌ショパン)「―― 表情は風景が自然界と同化して、ときに鳥のさえずりのような爽やかな歌声が聞こえる。気品のある香りを醸し出し、濃淡のグラデーションが美しい。彼女の音は良く伸びる。――」(音楽誌ムジカノーヴァ)等各誌で批評を受ける。
故郷において、岐阜県文化・スポーツ功績賞(旧岐阜県民栄誉賞)受賞。岐阜県立加納高等学校音楽科卒業生最優秀者に贈られる第1回ダンテ伊藤賞受賞。同校100周年記念式典にて特別オーケストラと共演の他、これまでにソリストとして藝大フィルハーモニア、東京モーツァルトプレイアーズ、くにたち室内管弦楽団、愛知室内オーケストラ、岐阜県交響楽団、イェナフィルハーモニー管弦楽団(ドイツ)等と共演。
バロックから近現代まで常に幅広くレパートリーを開拓しながら、ソロリサイタルを始め、オーケストラのソリスト、室内楽のアンサンブルピアニスト、ソプラノの妹・恵理子とのデュオ等、様々な演奏活動を行っている。
これまで可知啓子、長野量雄、坪田昭三、山城浩一、エヴァ・ポブウォツカの各氏に師事。フォルテピアノ(古楽器)を小倉貴久子氏に師事。
現在、桜美林大学芸術文化学群音楽専修講師。
Ai Kayukawa Piano Recital@Dom Polonii in Warsaw
Ai Kayukawa Piano Recital@Kordegarda Chopin in Warsaw
Ai Kayukawa Piano recital@Eglise réformée d’Auteuil in Paris
Ai Kayukawa Piano Recital@Sala Fedeliciana in Italy
粥川愛ピアノリサイタル@サラマンカホール
粥川愛ピアノリサイタル@六本木デザインKホール
粥川愛・恵理子デュオコンサート@宗次ホール
粥川愛・恵理子デュオコンサート@コンスタンツェハウス
粥川愛ピアノリサイタル@王子ホール
粥川愛ピアノリサイタル@耕心館
粥川愛・日原暢子デュオリサイタル@サラマンカホール
粥川愛・恵理子デュオコンサート@うかいミュージアム
高谷光信指揮 岐阜県交響楽団と、チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番、NHK大河「平清盛」及び「女城主直虎」よりピアノ協奏曲を共演
李・堅指揮 愛知室内オーケストラと、ラフマニノフピアノ協奏曲第2番を共演
粥川愛ピアノリサイタル@クララザール
粥川愛・ビルマン聡平デュオリサイタル@クララザール
粥川愛ピアノリサイタル(こけら落とし2回公演)@みのエネプラザ
福田光太郎指揮 中野区民交響楽団とラフマニノフ作曲パガニーニの主題による狂詩曲を共演
粥川愛ピアノリサイタル(若き巨匠シリーズ)@ノナカアンナホール